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ごあいさつ

電気電子情報通信工学科同窓会会長に就任して

小林会長令和3年度の総会で会長に就任することになりました昭和53年卒の小林進です。飯塚信一前会長より常任幹事会で次期会長を私にお願いしたいという発議があり、幹事会で承認されたのが最初です。この時は、鳩が豆鉄砲を食らった状態でした。飯塚前会長は同窓会の財政基盤の建て直すために同窓会誌の発行費用の削減、学員会支部への移行に尽力されました。また、学科との信頼関係の構築にも取り組まれ、修論発表会への審査員参加、夏期合宿への参加、卒業式・入学式にも参加され、電気電子情報通信工学科同窓会(電気同窓会)の活動を先頭に立って、長年引っ張ってこられたことには頭が下がる思いです。飯塚前会長が会長に就任された頃、私は電気電子情報通信工学科の教育技術員として母校に戻り、飯塚前会長の働きを大学内部から見ながら常任幹事として同窓会の活動を大学の中からサポートする形で参加していました。特段、何もしていなかったのですが、いつのまにか副会長職を仰せつかり、今度は、多くの大先輩がいる中、会長へと声がかかり非常に荷が重い大役で、自分に勤まるのかとの不安がありました。しかし、飯塚前会長を含め、これまで常任幹事として電気同窓会を牽引されてきた皆さんが残り、協力して頂けるとの言葉を頂き引きお受けすることにしました。

最近、電気同窓会を取り巻く環境が少しずつ変化しているように思います。一つは、学科横断の同窓会「たくみ同窓会」の設立があります。これにより、これまで以上に同窓会同士の繋がり、交流が重要になると考えています。もう一つは、学員会支部に移行したことによる学員会同士の新しい繋がり、交流が必要になると思います。ある意味で学員会支部は学部横断の同窓会とも言えます。また、設立の条件によっては学科横断の同窓会でもあります。例えば、私も所属しています中大技術士会支部は、技術者の国家資格「技術士」資格を持つ卒業生、在学生の集まりです。そのため、電気同窓会の会員の方も所属しており、電気同窓会とは一番身近な支部であることから、協力関係を構築したいと考えています。

私自身、在学中から卒業後しばらくは、電気同窓会の活動には殆ど関心がありませんでした。この傾向は、現在も同様だと思います。関心が持てなかった原因は、年1回の総会に参加しても、研究室の先生がいない、同級生がいないなど、居場所が無いためでした。また、同窓会の関係者との繋がりも無いため、参加し難く感じていました。しかし、常任幹事として電気同窓会の活動に加わってから、在職中にこの先輩に会っていれば、自分の人生が変わったかも知れないという先輩が何人もいました。しかし、気付いたときは退職後で、時すでに遅しです。そのため、在学中、そして社会に出てから間もない方にも魅力のある電気同窓会にすることも重要な課題と考えています。また、退職された教職員の方との繋がりを保つことも重要な課題です。そして、究極的には、電気同窓会が、中央大学理工学部電気電子情報通信工学科(電気工学科)に縁があって集った卒業生、在学生、教職員全員が、終生、楽しく、集え、自身の成長を実感できる場にできればと思っています。そのためにも、皆さんのご協力、ご支援を頂きながら進めて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

以上